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健康とは何か
技術の進歩した現代では『病院に行くのは病気になってから』が当たり前です。こと日本においては『病気は治すものである』という意識が
高いように見受けられますが、本来最も大切にするべきものは
『病気を治すこと』ではなく『病気にならないようにすること』なのです。
【病気を治す医師】は大勢いますが、【病気を予防する医師】として
皆様のお役に立てれば幸いです。
WHOによる健康の定義
肉体的
精神的
社会的
WHOでは1948年に発効されたWHO憲章前文において
「健康」を次のように定義しています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」
WHOの定義にもあるように、健康というのは単純に病気ではないということを指すのではなく、『肉体的、精神的、社会的に満たされている状態』を指します。
単純に身体の問題だけをみたらよいというわけではありませんし、
ましてや検査結果を正常値に戻すことがゴールでもありません。
技術の進歩とともに多様な生き方をされる方が増えています。
体質が個人により異なるのは勿論ですが、
健康の基準が肉体的なものだけではない以上、
『その方にとっての健康』も一人一人異なっています。
〇〇は健康に悪い/良いという基準が必ずしも個人に当てはまるとは限りません。
この健康相談室では、【個人に合わせた健康のあり方・実現】について
医師としての知見を交えてお伝えしていければと考えております。
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